言語化と言うけれど

web 上において「言葉で伝えること」は難しい。
実際に会って話していれば「相手の言いたい事」を声のトーンや表情などから察知して会話を続けることができるが、ブログのようにweb 上で一方的に話すには、文章に対する努力が必要だと感じる。
何かを伝えたくて文章にしていても、分かりやすく状況を話せている人ってあまりいない。何が言いたいか分からないから読み進めるのに労力が要る。まぁ、そうやってあえてぼかして書く人も多いが(私もそうしている)。
それに、その時に書いている内容から筆者の性格や考え方を読み取ることはできても、それは本音と建前でできた文章でしかない。
そこには書ききれない心情や事情は山ほどあって、読者が受け取る筆者の印象と、発信している筆者の本音は別物であることも多いだろう。
最近では、言語化できる人が凄いというような風潮があるが、別に言語化じゃなくても他の表現の方法はいくらだってあるのだと声を大にして言いたい。
写真、デザイン、声、ダンス、演技、音楽、料理・・・。日常の中には、他にもたくさんある。
ちなみに私の夫も「言語化」に関してはやや苦手そうにも感じるが、物腰の柔らかい話し方と感情豊かなジェスチャーで、やや苦手そうな言語化がずいぶんとカバーされているように感じる。
その姿を見ていると、表現しようと努力している過程を温かく受け取って、どういうことを伝えたいのかを受け取ろうとする努力の方が大切なような気がしてならない。
いろんな人の表現に詰まっている想いはたくさんあるはず。
私は、誰かの想いを一つでも多く受け取りたい。そして自分の想いが少しでも多く伝わるように精進したい。

続く。










